技術士になるために

技術士の前に技術者になる、ということはどういうことょうか?

特に技術系の職場に配属された新入社員や、数年目の技術系社員は技術士になるということに対してイメージがわかないと思われる方も多いのではないでしょうか?

自身も昔、新入社員になってから周囲の先輩社員をみても目指すべき技術者像を想像できず、悩んだこともありました。

そして間もなく「新・技術者になるということ これからの社会と技術者」飯野弘之著 を購入し、技術者として必要な心構え、姿勢、倫理、人生設計を独自に理解しました。

その後は仕事を通じて技術を学び、実践し、失敗を繰り返し、それなりに会社に貢献できる技術力を高め、ようやく技術者をはっきりイメージできるようになりました。

技術者として自らの価値基準をもとに能動的な判断を繰り返し、組織と共に成長していく人生は有意義です。

では技術士試験は技術者にとってどのような意味があるでしょうか。

技術者としての人生において、技術士試験は自身の技術者人生において、成功のための1ステップに過ぎません。

しかし能動的な生き方を実践していく上で、必要なコミュニケーション能力を身に着け、組織の中で自立したビジネスマンとして活躍するために技術士試験の学習は有効です。

目次

技術士とは

そもそも技術士とは何だろうか。

技術士の定義は以下のとおりです。

技術士の定義

技術士とは、第32項第1項の登録を受け、技術士の名称を用いて、科学技術(人文科学のみに係るものを除く)に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者をいう

このように技術士は、高等の専門的応用能力をもって科学技術分野における様々な問題を解決するために、計画、研究、設計、試験、評価あるいはそれらの指導を行う役割をわが国の社会のなかで果たすべき立場にあります。

さらに、この技術士法に、法制定の目的が次のように明記されています。

「技術士等の資格を定め、その業務の適正を図り、もって科学技術に向上と国民経済の発展に資すること」

つまり技術士はそのスキルを生かして「科学技術の向上と国民経済の発展に資する」こと、すなわちより良い社会にするための貢献が求められているのです。

技術士に合格するためには

技術士に合格するためには、「本気になる」程度ではなく、「ソノ気になる」ことが大切です。

これはビジネスマン自立実践会の山崎恭司さんの本「聴く!技術士二次試験 一発合格のツボ」から学んだことですが、「本気になる」とは、やる気になるといった生ぬるい程度のものではなく、「ソノ気になる」ことです。

「ソノ気になる」とは、「俺、次の技術士試験に合格するんスけど、何か?」とつい他人に対して口を滑らせてしまうくらい完璧に信じ切って、一切それを疑わないレベルのことを指します。

自身の一切の過去を捨て、過去と決別すること進化する秘訣です。

何事においても実行する人というのはたくさんいます。しかし、実行した人というのは、実際、あまりいないのではないでしょうか。

「ヤル気になった人」は、実行する人です。ただ、多くの人は何らかの理由でそのうちヤル気を失い、失意のうちに脱落します。

しかし、「ソノ気になった人」は、実行するだけでは飽き足らず、知らず知らずのうちに途方もない結果を残してしまいます。

試験はコミュニケーション

コミュニケーションは、自分の話したいことを相手に伝えるだけではなく、それを相手に理解してもらい、こちらの期待するような反応をしてもらうまでの一連のプロセスを総称したものです。

技術士試験も単に書けば良い、喋れば良いというものではありません。

きちんとその内容を試験官に理解してもらい、内容を評価してもらうまでが試験です。

よって試験官は何を訊いているのか、どのように表現したら相手に自分の言いたい事を理解してもらえるのか、ということを常に念頭に置きながら、構成を組み立てたり、文章を洗練させたり、使う言葉を選りすぐったりと、あらゆる点において配慮を尽くさなくてはいけません。

要は試験官が訊きたいことに対し的確に答えることにこそ意義があるのです。

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