技術士試験に関わる開示請求

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開示請求した動機

6月末くらいに申し込んでいた技術士試験結果の開示請求結果が届いていました。

技術部門は昨年受験した「機械部門」、選択科目は「材料強度・信頼性」。

そもそもなぜ、開示請求することにしたのか?

率直に合格点に対してどの程度の結果だったのか。自分なりの論文、口頭試問に対する受け答えに対してどのような評価だったのか知りたかったからである。

なにせ、論文も口頭試問の答えも、セミナー講師からは再現論文も再現試問回答も結構なダメ出しをくらっていたので、合格できる自信はなかった中でつかみ取った合格であった。

今年、上下水道部門を受験することにしたが、機械部門での評価を確認し、自信の技術士としてのレベルを確かめたいという思いで開示請求してみることにしたのだ。

技術士第二次試験 筆記試験の成績

筆記試験の結果は以下のとおり。

  • 必須科目24点(60%)
  • 選択科目Ⅱ21.5点(71.2%)
  • 選択科目Ⅲ20.5点(68.3%)

自分のイメージでは、選択科目Ⅱ-2問題を失敗したと思っていたので、選択科目Ⅱ-2問題が最もよかった結果になっていたのは意外だった。

点数を見てからの納得ではあるが、選択科目Ⅲはそんなものかもしれない。

そして最もショックだったのは選択科目Ⅰの結果。24点(60%)とはギリギリではないか?

確かに選択科目Ⅰはセミナー講師からの評価も手厳しく、そもそも多面的に挙げた観点がずれていたのではないか、課題解決策も問題の趣旨と外れていたのではないかっと危惧はしていた。

ただし、問いに対する答えとしてはもれなく論述できたつもりだったし、それなりにロジカルに回答はできたと考えていた。

この結果から見えることは、やはり問題の主旨に対して、自分が論述した内容は少しずれていたのではないかと想定される、ということだ。

改めて必須問題の怖さを思い知らされたと同時に「技術部門」全般にわたる専門知識、応用能力、問題解決能力及び課題遂行能力の向上に努めることの重要性を再認識させられた。

技術士第二字試験 口頭試験の成績

続いて口頭試験の結果は以下のとおり。

  • コミュニケーション、リーダーシップ18.67点(62.2%)
  • 評価、マネジメント18点(60%)
  • 技術者倫理12点(60%)
  • 継続研鑽12点(60%)

なんと最初のコミュニケーション、リーダーシップ以外はすべて60%ギリギリという結果。

筆記試験以上に想定以上にギリギリすぎてショックであった。

コミュニケーション、リーダーシップで小数点2桁まで点数があるということは、他の点数は及第点をなんとかもらったという証左である。

ここでも反省、口頭試験準備も今後の技術士試験においては十分な事前準備をしておかなけば容赦なく落とされることを認識。

反省

技術士試験の開示請求結果から、筆記試験、口頭試験共にギリギリの点数で合格していたということがわかった。

これから上下水道部門も頑張るつもりだが、心して勉強に取りかかる必要があると認識した。

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