下水汚泥の有効利用

 世界的なエネルギーや資源の不足が懸念され、循環型社会、低炭素社会の構築が求められている。下水道においても従来の下水を排除・処理する一過性のシステムから、集めた物質などを資源エネルギーとして活用・再生する循環型システムへの転換が必要となってきている。

 下水道は、都市活動から発生する下水や熱を収集しており、大きなエネルギー源を保有しているが、そのエネルギー源の利用は低い水準に留まっており、未利用資源・エネルギーの有効利用が求められている。

 下水汚泥は、これまで埋立処分量を減らすために、緑農地利用や建設資材利用を推進してきた。これにより、下水道汚泥リサイクル率は約78%に達するなどマテリアルリサイクルの観点からは一定の評価ができた。

 しかし下水汚泥のエネルギー面からの利用は少なく、汚泥の有機分(バイオマス)のリサイクル率は23%にとどまっている。このため今後は、下水汚泥の利用をマテリアル、エネルギー両面から促進する必要がある。

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下水道の潜在的エネルギー

①下水汚泥

消化ガス、汚泥燃料、焼却廃熱

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